-専門学校の広報戦略室ブログ-

考え方

専門学校の広告出稿予算をどう考えるか

専門学校様のwebマーケティングの中でも人気で、およそ筆者の体感では9割ほどの学校様が実施している施策。

それはインターネット広告ですね。

ここでいうインターネット広告は、以下の様は媒体を含みます。

  • Google AdWords
  • Yahoo!スポンサードサーチ・YDN
  • DSP
  • Facebook広告、twitter広告などのソーシャルネットワーク広告

私は日々の仕事柄、専門学校の広報ご担当者様からいただく相談で広告のマーケティングを立案させていただいているので、ご相談いただく学校様の競合校調査などをしている際に、「どの学校がどのような媒体を使っている、あるいは使っていたか」というのを見ることが多いです。

そこで、注目すべきは学校様によって使っている媒体に特徴が出ていて、本当に面白いなぁと思いながら、見させていただいています。

もちろん、学校の対象としている学生ターゲットによって、使用する媒体選定からターゲティングまで調整する必要はあるのですが、学校によって出稿の仕方が大きく違ってきます。

場合によっては「この媒体じゃなくて、もっとこっちの方がお勧めなのに」などと、勝手に考えたりすることもあります。

すこし前置きが長くなりましたが、広告媒体やターゲティングは学校様の事情により様々です。

では、これからweb施策を運営していくにあたって、どれくらいの予算で学生を獲得を指標にしていくかを考えてみましょう。

インターネット広告予算は、本当に学校様によって大きく異なります。

詳述は避けますが学校規模が似ていても、広告費は驚くほど違うということも実際よくあります。

インターネット広告に力を入れている学校予算

インターネット広告理解と積極性がある学校様の場合だと、年間1,000万円前後ほど出稿されているケースが多数ございます。

もちろん、学校規模などによりますが、年間入学者が300名くらいの場合に多い状況です。

募集が比較的好調でインターネット広告の強みを見方につけている学校様が多い印象です。

上記の例で、広告の役割を資料請求や来校ではなく最終目標である「入学」と考えた場合、一人あたりの来校のためのインターネット広告獲得単価は以下のようになります。

10,000万円 ÷ 300人 = 33,333円

※この例は、元々学校に興味関心が高く、以前から入学意思がある場合などのエンゲージメントを一切考慮していません。

仮に、広告での入学獲得単価を約33,000円と考えた場合、そのコンバージョン通過点となる資料請求や来校の目標CPA算出の参考にもなります。

このあたりは、何人来校人数に入学率をかければ、目標数字が見えてきます。

具体的には、当社の場合このようにインターネット戦略を組み直す際は流入元ロードマップというものを作成し、可視化したものを元に戦略を練っていきます。

広告予算が上手く活用できていない、あるいは「獲得単価はこれくらいで妥当なのか?」などの疑問をお持ちのご担当者さまは、いつでもお気軽にご相談ください。

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