-専門学校の広報戦略室ブログ-

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専門学校への入学する時 決め手となったポイントとは

毎年、専門学校の入学生は何を重視して入学に至っているのか、という点について考えてみたいと思います。

実際に専門学校の入学生アンケートを実施した結果では以下のような数値となっております。

要因 割合(%)
周辺環境 3.5%
近さ・通いやすさ 10%
授業カリキュラム 24.9%
学費面 6.0%
学校の雰囲気・応対 4.6%
先生・講師の印象が良い 7.2%
学内の設備 4.5%
在校生 卒業生3.8%
目指せる資格・免許 10.4%
就職先 9.7%
その他・不明 15.4%

※複数回答なし、最も当てはまるもののみを一つ選んで回答していただきました。

結果としては以下となっております。

周辺環境と通いやすさを足しても13.5%という結果となっております。

また、意外にも学費面は6.0%と項目の中ではそこまで大きな入学理由になっていないことも特徴的です。

更に大きくまとめて分類すると、以下のようになります。

要因 割合(%)
周辺環境と通いやすさ 13.5%
資格や授業など学習に関する項目 35.3%
学費面 6.0%
学内の設備 4.5%
学校の雰囲気、学内の人に関する項目 15.6%
就職先 9.7%
その他・不明 15.4%

chart (2)

留意点として人は、感情で判断し後から理由付けをするという傾向も知っておく必要があります。つまり、このアンケート結果そのものは表面的なものであって、入学者毎に感情的な判断があった後に最終的に上記の項目にて回答しているという仮説も成り立ちます。

その為、やはり網羅的に各ポイントで高い印象を得ておく必要があるということかもしれません。

既に立地や環境要因は簡単には変えられないため、その分すぐに変えられるポイントから高い印象を得ることを目指すという戦略も有効と考えられます。

本日は以上です。

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