-専門学校の広報戦略室ブログ-

未分類

認知拡大を可能にするアクセス解析・改善提案

最近は専門学校以外のお客様のお問合せも増えてまいりました。

学校関連、という括りで大学の広報の方からお問合せをいただくこともあるのですが、今回は全く別ジャンルです。

大型商業施設サイトのアクセス解析・改善提案などもご縁があって実施致しました。

NDAの関係上、クライアント名などは非公開ですが1ヶ月のセッション数は約200,000の大型ショッピング施設サイトの中でも中〜大規模のセッションを獲得しているサイトのため、分析項目についても多岐に渡ります。

ショッピング施設サイトですが、ECに見られるようなサイト内で注文が完了するような機能はついていないため、サイトの課題となっている点は「サイトの認知拡大」です。

もちろん認知拡大の先には実際の来店、購買行動の促進ということを期待します。

そして認知拡大は、どのようなサイトにも言えるような、期待するユーザーのコンバージョンの前段階の、普遍的な課題ではないでしょうか。

そしてそれは専門学校サイトにも言えることであり、サイトの本質的な課題としてはやはり似てきます。

広告などの外部流入に費用を投下すれば良いのではないか?という見方もありますが、多くのサイト運営者にとってインターネット広告に使える予算は潤沢はありません。この場合、数十万円単位で広告費を投入してもセッションの母数を獲得するまでには至らない状態が想定されます。

そこで、当社がアクセス解析によって打ち出した大まかな改善ポイントを当ブログでもご紹介させていただきます。

課題

半年ほど前に一時的に話題になり、大幅にセッションを獲得したが、それ以降は3ヶ月ほど横ばいで平坦なセッション数となっており、新たな打ち手が見つからない。

課題の定義

そもそもの認知拡大された状態とは、どのような状態でしょうか。

認知についても5段階あると考えられています。

①全く聞いたこともなく、知らない

②名前くらいは聞いたことがある

③知っていて、オンライン・オフラインにかかわらず情報を取得したことがある

④知っていて、少し興味がある

⑤純粋想起する状態になっている(美容系の学校と言えば◯◯専門学校、とすぐに思い浮かぶ状態)

上記の②-⑤までのユーザーは生活の中のいろいろなタイミングの気になった時点(マイクロモーメント)でスマホから情報を取得する可能性があります。

その確率が⑤に近づけば近づく程上がる、という状態ですね。

まだ競合と比較して認知に伸びしろがある場合⑤にたどり着くためには、インターネット上で何をするべきかについて見ていきます。

実施ハードルを高くしない

アクセス解析による分析から改善提案の場合、現場levelで重要となるのは実施の難易度と期待できる成果です。

改善提案の中で実施に多額の費用がかかるもの、工数が多いものは初回は受け入れにくい状況もあります。「やってみないとわからないのにリスクが大きすぎる」というものに対して企業や学校法人として判断しにくい状態です。

そのため、実施の難易度が高くなく且つ成果が期待できる内容を中心に進める、というのも実現性が高まる要因となってきます。

検索流入の拡大

対象となるキーワードの検索ボリュームがインターネット上の潜在的な市場規模と考えても差し支えありません。如何に検索結果に表示され、クリックされやすくするか、は最も大きなポイントにもなりえます。

逆に検索での流入を見込めない場合は、方法論が全く異なってきますので、また今後の記事などでも紹介できればと思っております。

今回分析したサイトに話しを戻しますと、現在20万セッション/月ですが分析結果としては検索パフォーマンスにまだ大きな伸びしろがありました。

検索流入の際は指名系ワードでの流入が大半を占めていましたが、ショッピング施設内の具体的なテナント名や取扱いジャンルでの検索流入が獲得出来ていなかったのです。

専門学校のケースで当てはめると、学校名関連のワードでは流入しているが学科や職業名関連のワードでは他校にシェアを奪われている、という状況です。

施策に関しては以下のような内容について項目毎に具体的な改善方法を作成していきました。

  • 全Titleタグの変更
  • 全descriptionタグの変更
  • サイトマップのルール改修 動的出力
  • 各種ファイルの最適化
  • サーバー表示速度改善
  • robots.txtによるクロール制御
  • マークアップ情報の追加
  • ニュース投稿時のルール変更
  • ブラウザキャッシュとコンテンツキャッシュの活用

サイト内部の導線改善

サイトのユーザーインターフェースは認知拡大に大いに関係します。

例えば、上記③のユーザーが存在する場合、「サイトから情報は取得したけど、何らかの理由で深掘りせず、興味も沸かなかった」ために認知度が上がっていないということが考えられます。

サイト内の情報を深掘りしなかった理由はサイトのユーザーインターフェースに問題がある可能性もございます。

更に、「簡単な変更で成果が上がる」という事例が多く存在するのもこの部分の改善ポイントになります。

例えば、導線となる資料請求へのボタン色を目立たせたらクリック率が2%向上した、というようなシンプルな実例もございます。

今回の場合、以下のような点を主に変更の提案を実施致しました。

  • 詳細ボタンの色変更
  • 店舗詳細ページトップに画像表示
  • フッターの導線追加
  • サイト内検索機能の充実
  • 一覧ページのUI変更
  • サイト内検索からコンテンツの人気度取得、PDCAサイクル案
  • 一覧ページの表示項目追加

このプロジェクトについても、まだ始まったばかりですが、施策を実施完了し徐々にセッション数が多くなり、現状のセッション数から3ヶ月程度で昨年対比50,000セッションは母数を増やせるのではないかと個人的には考えています。

サイトごとに異なるアクセス解析と分析傾向ですが、一つ一つの課題を洗い出して貴校にとって最も実現性のあるプランをご用意できればと思います。

広報戦略室は、専門学校の広報活動をサポート致します。
戦略策定・制作・運用まで経験豊富なコンサルタントが一貫し対応します。
関西・関東を中心に全国対応させて頂きます。