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卒業生紹介サイトは宝の持ち腐れ・・・?

来校数を上げる要因が有効活用されていない

専門学校様のweb戦略の中でメジャーなものとして「卒業生紹介サイト」を制作し、本サイトと同じフィールドで相互にコンテンツを表示することで、募集の強化に貢献する流れがあります。

つまり、本サイトでは出し切れていない、学校そのものではなく『人』にフォーカスする施策ですね。

『魅力的な卒業生』『カッコイイ在校生』は直接学校への興味に転換され、来校数を上げる要因にもなります。

我々は、このような卒業生紹介サイトを『アーカイブサイト』などと呼ぶことが多いです。

もちろんアーカイブサイトには卒業生だけでなくそこから展開して、以下のように情報を網羅して規模感の演出を強化している学校様もございます。

  • 在校生情報を掲載
  • 特定のスキルアップした学生を特別に掲載
  • 教職員を掲載
  • 受賞履歴や、学生のクリエイティブ、作品を掲載・・・

このように考えれば、非常に横展開しやすく学校様オリジナルの内容に昇華していくことができるアーカイブサイトですが、有効活用できている専門学校は以外に多くないのが、筆者の実感です。

せっかくのアーカイブサイトを持っていても、宝の持ち腐れ状態なのです。。。

そこで、まずアーカイブサイトが以下のようなよくあるパターンの場合は危険度が高めだと判断されます。

アーカイブサイトのよくある間違いリスト

  1. アーカイブサイトへの遷移バナーがディレクトリやトップページに向けられたものしか無い
  2. アーカイブサイトに遷移する導線がコースページ、学科詳細ページに無い
  3. 個別卒業生ページで、本文となるテキストが50文字程度しかない
  4. 個別卒業生ページで本サイトの学科ページに戻る導線が無い
  5. 個別ページ数が50ページ以下で、更新頻度が年単位でしか行われていない

アーカイブサイトは高い確率でコンバージョン経路

なぜこのような点が重要かと申しますと、アーカイブサイトはコンバージョンへの通り道だから、です。

逆に考えると、コンバージョンするユーザーは高い確率でアーカイブサイトを回遊しているという事実があります。

当社クライアント様でもアーカイブサイトを持っていて募集が上手く回っている学校様では全体セッションのうちのアーカイブサイト訪問率が高いと10%以上です。

アーカイブが活用されていなく、少ない学校様だと全体セッションのうちアーカイブサイトへの訪問率が3%以下だったりします。

学生モチベーション毎の仮説

なぜこのように大きな差が生まれるかと申しますと、以下のような仮説が立てられます。

専門学校情報を閲覧している学生は、非常に細かい単位で「人」と「施設」への興味が交互に変化する、というものです。

その場合、アーカイブサイトを活用出来ている専門学校とそうでない場合、明確な違いが見えてきます。

アーカイブサイト 特徴
活用中 人物訴求と法人訴求の切り替えポイントが多い
非活用 人物訴求と法人訴求の切り替えポイントが少ない

そのため、アーカイブサイトのよくある間違いリストを改善することは有効と考えられます。

上記を更に具体的に考えてみます。

学校選びを開始する学生の初期のモチベーションを以下の3パターンに分類します。

①当初から身近な「人物」に憧れて学校選びをする学生
②学校自体に高いモチベーションがある学生
③なんとなく全体思考で情報を閲覧する学生

①〜③に対してそれぞれ、アーカイブサイトの貢献度を考えます。

種別 状況 貢献度
「人物」に憧れてから学校選びをする学生 インスパイアを受けている人物像が明確なため、元々特定の学校に興味がある。
興味が移りにくい。
②学校自体に高いモチベーションがある学生 各ページでアーカイブ情報を閲覧させることで、興味が「施設」→「人」に展開し、モチベーションを上げてCVR向上。
③なんとなく全体思考で情報を閲覧する学生 アーカイブへの導線が明確になっているため、施設と人の2軸訴求によりCVR向上

このように、ユーザーモチベーション毎にアーカイブサイトの有用性が伺えます。

特に②・③に効果を発揮しているというデータが当社の統計にもございます。

最後に、アーカイブサイトの改善点をまとめると、以下となります。

アーカイブサイトのチェック項目

  1. アーカイブサイトへの遷移バナーはディレクトリではなく「人物詳細ページ」にして、フッターにランダム表示する
  2. アーカイブサイトに遷移する導線がコースページ、学科詳細ページの導線となるポイントに必ず設置
  3. 個別卒業生ページで、本文となるテキストは必要に応じてアンケートを使いながら、個別内容を掲載
  4. 個別卒業生ページで本サイトの学科ページに戻る導線を確保する
  5. 個別ページ数は掲載可否を含めて可能な範囲でアップし続けることで、規模感と独自性を演出する

以上、本日は専門学校のアーカイブサイトの有用性と活用方法について記載致しました。

アーカイブサイトはあるけど、有効活用させられていない学校広報担当者様、まだアーカイブサイトは無いけど試してみたい担当者様もお気軽にご相談ください。

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戦略策定・制作・運用まで経験豊富なコンサルタントが一貫し対応します。
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