-専門学校の広報戦略室ブログ-

広報活動

専門学校 広報課 の 仕事術 【2021年度版】

専門学校の広報を担当するチームについて、募集の成功とそのチームの特徴の関連性について考えて見ました。

これまでにご一緒させて頂き成果の出ている専門学校の広報チームについてまとめてみたところ、以下の6つの要素が大きく影響していきていることがわかりました。

  • 自校のコンセプトが共通認識としてセットされている。
  • 巷で噂の認知度に踊らされない。
  • リーダーのパワープレイで閾値をあげることがある。
  • 発信は、質より量の思考
  • これまで通りをしらない新人が強みを発揮する
  • ひたすらエゴサーチ

それぞれについて簡単に説明してみます。

自校のコンセプトが共通認識としてセットされている。

何かを始める時、「コンセプト」は重要ですね。
コンセプトという文言を、理解できている組織は全ての思考や行動する際に設定したコンセプトと照合していくというアクションが存在していますのでブレる可能性が低く、何をするにしても目的とそこに向かうプロセスが明確になり、効率が上がります。

というわけで、まずは自校のコンセプトは何か、、、?

これに関係者が答えられる状態を作ってみることは、実施すべきことですね。
『当校の学生募集のコンセプトはこれです。』
と明確に言語化できていれば、コンテンツ企画、イベント企画、何をとっても一貫性が出て来ますので現時点で、組織内の共通認識としてコンセプトが存在していない場合は、是非コンセプトワークに取り組まれることを推奨いたします。

巷で噂の認知度に踊らされない。

どこどこ学校は知名度が高いとか、そうでないとか、自校の認知度が高いとか低いとか、耳にするタイミングがあると思います。

認知度は高いので、この部分は省略してこっちの情報を発信しましょう!
認知度がまだまだ低い、ということは知名度が無い状態ですので、この施策をやりましょう!

といった流れで、実施施策を決めているパターンがありますが、これは危険ですね。
認知度や知名度は、人によってかなりバイアスがかかっているケースが多いので、実際にはそうでないケースがほとんどです。
事実、何を基準にその認知度を計測したのでしょう??
多くの場合、明確な基準は存在せず何となくの感覚でイメージしてしまっているケースが多いですよね。

ここに関しては、良くも悪くも巷の噂に踊らされないようにして頂きたいところです。

では、何が必要かといえば、、、答えは1つ。

現状把握です。

全く意外性のない回答になりますが、これに尽きます。

例えば、現状のサイト訪問者や来校者の行動が把握できていれば、それでOKです!
自社サイト、自社SNSなどの新規セッションとリピーターのセッション割合が把握できているとか、オンライン施策として、何を成果に設定していて、その結果がどれくらいでているのか?
プロモーション費用は何にいくらかけているのか?
など、数値データを理解しておけば問題ありません、数字をみれば、行なっている施策の状況が良いのか、そうでないのかがお分かりいただけると思います。

いくら認知度が高いという噂があっても、今日(その日)初めてその学校を知るタイミングが訪れる人もたくさんいるわけですし、認知度が低いからといって単に広告予算と増やし、幅広い年齢層に配信するといった施策をするべきではありません。
結局は、どの時期であっても基本的な情報発信はブレずに継続していくこと。
その発信を経て、ユーザーがどういったアクションを取るべきで、そのアクションを取りやすい設計(状態)にし続けておくことが重要です。

リーダーのパワープレイで閾値をあげることがある。

ここは、かなり重要な要素になっているのは事実だと思います。
どこの組織にも突破力のある人が1人か2人はいるものです。
パワープレイという表現が正しいかはさておき、そういった突破力のある人が権限を持って施策をしっかり遂行し、知見と行動の両面でリードできているのかどうかは結果に大きく影響してくることになります。

一方で、組織全体の意見を踏襲することに意識の向いているリーダーの場合、そのパワープレイ自体の質が低く、とにかくスピードが遅い上に、なかなか行動が伴ってきません。
学生の意見を取り入れよう!と言いながらも、実際にはその意見を加工した綺麗な状態で発信したり、コンテンツ化していることが多く、結局良い所が活かされません。

広報に限らず、仕事というものは言うだけではどうにもなりません。
行動の伴う人が権限をうまく活用しこれまでの前例をうまく崩しながら新しい挑戦をしていくことで、その組織の閾値は徐々にではありますが、確実に高まっていきます。
本当の意味での権限移譲ができている組織は多くはありませんが、実現できているところは圧倒的なスピード感と行動力がありますので、目指す結果に近づきやすいと言えます。

発信は、質より量のプレスリリース

とにかく、狙いは、反響。※善し悪しふくめ、1に反響、2に反響、3、4も反響、5も反響です。

綺麗な情報、価値のある情報だけを学校からの正式な発信として行儀よくアップしていく傾向が根付いているのが専門学校です。これは、業界特製になっているかとおもいますがそういう思考が基本になっているからこそ、質より量という考え方で、どこかの誰かにとっては有益な情報になるかもしれない情報はきっちり発信していくという体制になっているチームが理想であり、事実成果が出ています。
この考え方が徹底されているチームは発信が止まりません!(驚

実際に、どこかの誰かにとっては、有益な情報ばかりだと思います。
考えることは重要ですが、お行儀よく考えすぎるが故にいつまでたっても発信できる情報量が少ないというのは、結果的にはマイナスですよね。

結果につなげているチームは、発信してその成果を必ずチェックしています。
何人にリーチしたのか?
それが想定していた数字に対してどれくらいだったのか?
次回の発信時に改善するポイントはどこか?
などなど、そこから多く気づきもあり、メンバーの知見が蓄積されていきます。

学内では当たり前のその情報も入学前の学生や、保護者にとってはとても新鮮な内容になるケースが非常に多いので、是非プレスリリースを使って定期的に情報をリリースしていくことをお勧めします。

これまで通りをしらない新人が強みを発揮する

とにかく、成功している広報チームのメンバーは自校のこと、教育をはじめ、学科のこと、在校生のこと、卒業生のこと、設備のことなど、外からどうみられているのか、どう伝わっているのかについて暇さえあれば考えます。

より良くするには何をどうするのが良いのかを考え、チーム内で発信していきます。
これにより、周りのメンバーが賛成・反対など関心をもつきっかけとなり、新しいアイデアや取り組みに発展していくケースが非常に多いです。

とくに新人や他部所から移動で広報にきた方は、非常に活躍されるケースが多いです。
「これまで通り」や「常識」にとらわれない自由な発想で様々な取り組みを実行できるパターンです。
「これまで通り」や「常識」で押さえつける上司がいるチームは当然、これまで通りでどうにもなりません。。。

一方で外部業者といわれる営業マンの方々は、他の学校で成果の出ているの内容やその時のトレンド施策や話題に上がりそうなものを、提案(営業)してくれます。
きっちり提案書を作ってきてくれたりもしますので、そういった意味ではトレンドの情報を知るきっかけになる可能性はありますが、成果のでている他校と同じ状況でその施策に臨めるのかどうかでいくと、高い確率で「NO」ですので、今どういう状況で何が必要か?を把握できていて、尚且つそれについてフラットに考えられる新人が脅威になってくることは容易に想像がつきます。

*ちなみに、前提条件などを無視して属人的な感覚で、アイデアを出す方もいますが、その場合は当然成果につながらない可能性の方が高いです。
例えば、ボタンは四角のものより丸型だ!とか、色は黄色ではなく赤だ!といった具合のものです。多くの場合、何も起こりません。。。
「これまで通り」や「常識」にとらわれない自由な発想と、前提条件を無視した感覚、は全く別物ですのでここはご注意いただきたい部分です

とにかくエゴサーチ

いわゆる、エゴサーチに必死です。
自校名がネット上に上がれば、アラートなるようなシステムや仕組みを活用しています。
そしてとにかく、成果を数値化しています。
取り上げられた回数、人数、時間(秒単位まで)ルールかして数値化することで、関係者が理解できるようになるからだそうです。WEBに限らず、紙 雑誌とか紙面など全媒体とにかく、ニュースを拾いまくっています。これだけ自分たちの動きとその結果に関心をもっているという話ですね。さすがです。。。

 

いかがでしたでしょうか?

6項目全てを日常業務としてルーティン化でき、チームメンバーと思考の共有ができるなら、もはや成功できるイメージしか湧かないですね。。。

チーム内に、常に考えている人間がいる。
やめない、継続する、ことが何よりも重要で、”外部営業マン”の耳触りの良い話は聞かず、時間を使い考えてくれている人の話をきくということもポイントになっていますね。

向こう5年くらいは保存して使える内容ですので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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専門学校 広報課 の 仕事術 【2021年度版】
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専門学校 広報課 の 仕事術 【2021年度版】
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専門学校の広報を担当するチームについて、募集の成功とそのチームの特徴の関連性について考えました。
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